僭越ながら、
2009年8月29日に御説明させていたきましたKiva Japanの活動状況に関する資料をアップさせていただきます。

(Microsoft Power Point)
about_kiva_Japan_090829.ppt


(PowerPointをお持ちでない方はこちら


以下、私とLIPのyuyu氏のtwitterおよび、来日してMattと話したことをつなぎ合わせた記録。。

yuyu氏のtwitterはこちら(本講演の実況は9/2分のtweets より)


yuyubx マット・フラナリー氏はそもそも結婚式の用事で日本に来たんだとか。思いっきり私の真後ろに座ってる。

futaroh ちなみに、今回日本に来た経緯。
    友達が結婚する。へえ、じゃあ、ついでに夏休みは日本で過ごすことにするよ。
    そこにISLからの依頼。

futaroh ムービーがながれる kiva fellowのやつ
    (そういえば、これの日本語化はどうなった??)

yuyubx だめだ。アメリカ人の作成する自主制作ビデオ内のジョークに日本人全員反応ゼロ。司会者「今、笑うところですよ・・・」

futaroh 相変わらず、はにかみながらのMatt登場

yuyubx お好み焼き食べたって。すでに笑いが2回も!!

futaroh はい。日曜日にお好み焼きを案内しました。
    食べたことが無かったので、喜んだみたい。

yuyubx 3か月アフリカに行って、マイクロファイナンスを学んだ。@ウガンダ

futaroh このあたりのKivaの始まりについては、
    http://kivajapan.jp/news/2009/05/kiva-the-profit-in-nonprofit.html
    に詳しく載ってある。

futaroh Kivaのはじまり。最初はドーナツ屋の2階?で始めた。

yuyubx 最初の債権者は、魚を仲介人から買うのをやめて、MFからお金を借りて、漁村まで向かった。そうして仕入れた魚を売って、利益が何倍にもなった。

yuyubx ビジネスを立ち上げた当時は批判だらけだった。「拡大できない事業だ」「違法だ」「それは慈善活動でもなく、ビジネスでもない!」「融資活動ならウォールストリートに任せたらいい」

yuyubx 弁護士の友人に聞いたら、本当に「違法だよ」と言われた・・・orz

yuyubx 銀行になるのはこわかったので、NPOになって、金利は0%にした。

futaroh 資料は日本語化されているため、それを見ながら喋っているマットが「書いている事を忘れたけど。。」という一幕が(w

yuyubx VCに話したら、「これでは10倍の利益にならないと言われた。」10倍以上なんて無理だし、それはおかしいと思った。結局末端の人を搾取するだけじゃん!!

yuyubx どこからも資金を調達できないと思われたが、メディアに大量に取り上げられるようになった。

yuyubx マイクロクレジットには巨大な需要がある。まだ80%が満たされていない。

futaroh 何故、女性が重要か (Kivaやマイクロファイナンスでは借り手は女性が圧倒的に多い)
    返済率が高い
    社会的インパクト
    
yuyubx MFIを50カ国以上に拡散することでリスクを分散することができた。

yuyubx KIVAは政治的に不安定なイラクやアフガニスタンにも貸している。

futaroh 普通のファイナンスなら貸し出ししないよね。

yuyubx ファイナンスのリターンよりも情緒的なリターンを求めている。

yuyubx 闘鶏業を営む女性への融資は、アメリカでは違法だった。異文化も問題も多かった。

yuyubx KIVAfellowが活躍しているようです。ここでボランティアを巻き込むのですね。エンジニアもボランティアで全世界から集めた。熱いな・・・

futaroh 最初はなんか、周りの人に「頼むから手伝ってくれ」といって頼み込んだらしいよ。
    でも、来てもらっても、きちんと仕事を割り振ることができないから、みんな勝手に(自発的に)動いていたらしい。
    いろいろ口出しする人は多かったけど、やっぱり手を動かしてくれる人が一番ありがたかった。とMattは言っていた。

futaroh team japanも写真付きで紹介

futaroh kiva APIを展開しているよ。kiva japanはよく使ってくれているね。

yuyubx 融資→再融資のサイクルによって爆発的に広がった。

yuyubx いつ累積ベースの貸出額が1億を超えるか社内で賭けてるって。

yuyubx 運営費用の透明性も確保するようにした。そうすることで、運営費の80%をWEBサイト経由の収入。残り20%は財団から。

yuyubx1、運営収入=WEB上での任意寄付。2、金利収入(変動レート)。3、ギフト・サーティフィケート(未使用分)

futaroh gift certificateはkivaで使えるプリペイドカード。
    買って使わない人も結構いるんだね。

yuyubx 会社の利益は全て会社の拡大投資へ入れている。

yuyubx 金融恐慌の時代に・・・送金額の減少、輸出は軟化、貸し手も縮小。昨年11月からピンチ!!

futaroh 丁度日本に来た頃。
    そんな話をしてたよなあ。

futaroh 世界的な不況の中で、kivaの融資は減っているのか?

yuyubx まずはコストを削った。

yuyubx けど、MFIのデフォルト率がとても高くなってきた。為替の変動も大きかった。

yuyubx 落ち込んだのは結局11月だけ。

futaroh そう。結局、融資は増え続けてる。

yuyubx ウォールストリートの一握りよりも何10万人の貸し手の集合体の方が強いことを証明できた。

yuyubx 商品哲学:teach the world to lend(世界に貸すことを教える)

futaroh Kivaが増え続けている理由
     ・透明性
     ・使いやすい
     ・ハマる??
     ・コミュニティ指向
     ・人間中心
    ハマルってなんだ? 何か仕掛けをしているのか?
    なんだかゲーム性ということらしい。

yuyubx KIVA商品の未来。
    第1段階:基本的な融資体験を定義、
    第二段階:融資コミュニティの構築 ←イマココの前半
    第3段階:商品提供の拡大。
     (3、4年後)例:MF以外のヘルスケアや教育、
      商品の購入(カンボジアのシルクを買ったりする)

yuyubx慈善を「居留地」の外へ、身近なものへと


-- Q&A --

yuyubx Q.どのような信念で乗り越えたのですか?
       A.私が乗り越えているわけではなく、多くの人が賛同する大きな目的があったことでみんなにアピールできた。大義名分が大切。 


yuyubx Q.金利は借り手から取らないなら、MFIの金利に制限は設けているのか?
       A.最初は彼らの金利の何%かを負いたかったが、それは法的に無理。制限も設けていない。年利30%ぐらい。これでもMFIはコストを賄えない。

futaroh ここは解説がいるとおもうのだけど、年利30%の利率はめちゃくちゃ高い。
    日本では高すぎると思われる。
    だけど、この利率はマイクロクレジット特有の事情による。
    マイクロクレジットの事業の場合、借り手が銀行に訪れることはない。
    なぜなら、彼らには、お金もないし、銀行に訪問する手段もないから。
    従ってMFIは小額の金額を多数の借り手に現地まで届ける必要が生じる。
    想像して欲しい。
    1口10万円の金額を日本全国の500箇所にバイクで届けるとしたら、一体、費用はいくらぐらいになるかと。

yuyubx Q.遠い未来の目標は?
       A.世界最大の貧困を救う組織になりたい。

yuyubx Q.先進国でのMFはどう思うか?
       A.やはり違う。6月にアメリカでも始めたら、怒りの手紙も多くもらった。

futaroh ここも解説が必要かと。
    Kivaが有名になってくると、
   「なぜ貸し手は、発展途上国だけに限定しているのか?
    先進国でも困っている人はいるだろう??」
    という意見を多数の人が言うようになった。
    そこで、アメリカ向けの融資を開始したら、今度は
   「Kivaは理念を失った。なぜ、先進国の人に融資を行うのだ」
    という意見を多数の人が言うようになった。orz

   Matt自身も、「いまさらやめるつもりはないけど、しばらく先進国への融資はしないと思う」
   と言っていた。

   これは私個人の意見だけど、借り手の対象は世界の人々でよいのではないだろうか。
   ようするに発展途上国とか先進国とか関係なく、困っている人にお金を貸すというsimpleな
   発想でよいと思う。
   もちろん、物価などを考えると、発展途上国の$100の方が先進国で使われる$100よりも
   より大きな成果が期待できることは確かだと思う。
   しかし、Kiva自身は先進国を優先してプログラムしているわけではないし、非難される謂われはないだろう。
   貸し手が自分の最も共感する人を選べばよいだけの話だと思う。
   先進国の人に貸すのが躊躇われるのだったら、その人は発展途上国の人を選べばいい。

yuyubx マット「日々楽しみながら仕事をした。ホントにKIVAが好きだった。もし失敗したとしても、自分の中では成功だった」